2022年7月14日木曜日

社会参加とは 投票など

皆さんは、社会参加の言葉を聞いた時のイメージはどんなものでしょうか?
「仕事」を始める、仕事をしている状態を思い浮かべる人が多いのではと思います。

私は、社会参加を、もう少し広げていい、いろいろな段階があっていいと思っています。
以下は、皆さんにとって社会参加なのか?考えてみてください。

「投票」:
7月10日(日)に参議院選挙がありました。
クラブのメンバーさんからも、選挙に行きましたという声を聞きました。
投票に行くことも十分立派な社会参加だと思います。

若者の投票率が低いとニュースで取り上げられています。
行けない、行かない人にも、忙しくて行けない、投票しても何も変わらない、支持できる政党や人がない、政治に関心を持てない、外に出るのも怖い、など様々な理由の方もいると思います。
できる範囲で無理なくできればと思います。今後、家や自室に居て、ネット投票もできるかもしれません。

「ニュースのチェック」:
投票に少し関連しますが、スマホ、テレビ、新聞、動画やSNSでニュースを見る、チェックすることはどうでしょうか。
部屋にひきこもりがちな方も、「新型コロナの感染状況、ウクライナとロシアの戦争の状況、元首相の事件(大変驚きました。新型コロナ、戦争を含め、お亡くなりになった皆さまには、慎んで哀悼の意を表します)」など、自分が関心を持っているニュースは見ているという方は意外といるのではと思っています。
ニュースを見ることも社会参加の始まりと考えていいと思います。

もちろん元気がない、関心がない場合にはニュースを見る気力もない場合もありますので、休養が必要な人は十分休養してから、まずは関心が動くことから始めてほしいと思います。

ふりかえると、対面でも政治・社会問題の会話をする機会も減っているように思います。
昔(いつの時代かは内緒ですが)は、銭湯(皆さんの地域にまだありますか?)に行くと、地域のおじさん、おじいさんたちが、政治談義をしている場面に出会ったこともありました。

社会的技能(ソーシャルスキル)の観点から、最初は政治や宗教の話題は避けた方がいいと言われます。
確かに、時に、激しい議論・対立になり、人間関係を壊す危険があるテーマかもしれません。
ですが、もしかすると、穏やかに、あまり深刻にならず、政治的、社会的なテーマについて少し対話ができると政治や社会問題に関心を持ってもらうためには、本当はいいこと、必要なことかもしれませんね。

社会的、政治的なニュースは苦手だという人も、他のニュースでいいのです。
最近では、「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」が撮影したきれいな宇宙の映像を見て、気持ちをゆったりさせることもいいと思います。


※ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)によって撮影されたカリーナ星雲
NASA, ESA, and The Hubble Heritage Team (STScI/AURA)

ということで、ニュースを見ることも社会参加の1歩ではと思います。
関心のあるニュースについて、茗荷谷クラブや社会参加の場でちょっとおしゃべりしませんか?
皆さんのご参加をお待ちしています。

倉島

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