2026年8月3日月曜日

社会参加講座「じぶんペースでつくる働きかた」を開催しました

 

茗荷谷クラブでは、年に3回ほど、「社会参加講座」を実施しています。クラブを利用している方でなくても、ご参加いただけます。オンライン参加できる回もあります。

茗荷谷クラブ 社会参加講座のHP(https://50vrb.hp.peraichi.com/)


6月26日(金)には、一般社団法人みんなの就労センターの方をお招きして  「じぶんペースでつくる働き方」というテーマで行いました。

みんなの就労センターは江戸川区にあり、就労意欲のある方へ就労に向けた支援をしています

みんなの就労センターHP(https://msc.or.jp/)


クラブメンバーやご家族など、現地とオンラインで合計約10名の方々にご参加いただきました。


みんなの就労センターの取り組みの中に、「就労訓練事業」と「請負事業」というものがあります。

「就労訓練事業」は、障害者手帳や診断・受診歴がない方でも、就労移行支援事業所、就労継続支援事業所などの支援メニューを組み合わせて、訓練を受けられる事業です。

事前に、支援機関の見学や体験を行うことで、自分にあったメニューを選ぶことができます。



「請負事業」は、みんなの就労センターが企業から仕事を請け負い、利用者はみんなの就労センターと雇用契約を結んで、センターのスタッフや他の利用者と一緒に、企業から請け負った仕事をする事業です。賃金をもらいながら、短時間(15分から)でも仕事をすることができます。



働きたいけれども自信や経験がない、制度を利用したいけれども条件が合わなくて利用できない…といった色々なニーズに対応した事業です。

江戸川区にありますが、江戸川区民でなくても利用できるそうです。


参加した方からは、丁寧なフォローがあって安心できる、こうした支援があることを知ることができて参考になったといった感想をいただきました!

わかりやすくご説明して下さったみんなの就労センター職員の方々、本当にありがとうございました。


茗荷谷クラブでは、これからも「自分らしく社会とつながるきっかけづくり」として、社会参加講座を開催していきます。ぜひご参加ください。



2026年7月30日木曜日

ボウリング大会に参加して~チーフスタッフコラム 2026年7月

 茗荷谷クラブでは、4か月に1回ほど、「サロン・ド・ミョウガ」をやっています。

茗荷谷クラブのスタッフや元スタッフ、メルクマールせたがやのスタッフや元実習生など、とにかく茗荷谷クラブに携わった方々が集まって話をします。まあ、飲み会ですね!

前回は、ハリー・スタック・サリバンの臨床について、今回は、AI時代のひきこもり支援についてでした。とーっても楽しい会です!関係者の方、ぜひ、参加してくださいね。

 

ということで、今回はAIだったのですが、はてさて、どうしたものか?結論は出なかったし、なんか困ったね…みたいな感じであとは飲んでいたわけですが・・・。

 

そこで私自身の感想ですが、私が困ってしまったのは、

AIとの関係においては、傷つかない対人関係世界が実現してしまう

→でも、でも、人間関係では、特に発達心理学的には、さまざまな葛藤を通して人は信頼関係を構築して行くことが大事とされています。葛藤を通して、人は、愛を育み、子どもや若年者を育ていくとされています。

しかし、私たちは、これから先、そのめんどくさい(?)手間を吹っ飛ばせてしまうことになるかもしれない。。。それって大丈夫なのか?!

 

ひきこもって、そうした傷つくことを排除した世界に行くことがむしろ推奨される時代が来るのかもしれない…いいとか悪いとかではなく、なんか困ったな…としか言えず困ってしまいました。

 

困ったついでの連想です。

 

先日、茗荷谷クラブでは年に1度のボウリング大会を行いました。

1年に1回しかボウリング場には行かないのですが、何度か投げていくうちに体が思い出してくれる感覚があります。理屈ではなく、体の感覚に敏感になっていくと、うーん、こんな感じでやればうまくいくかも、となって、でもうまく体が動いてくれなくて失敗したりを繰り返しながらやっていました。



体で感じる体験、もっと言えば私たちの五感・聴覚・視覚・触覚・味覚・嗅覚は、いつまでも覚えているし、体に染みついているし、これは、AIには、踏み込めない世界(今のところなのかもしれませんが)だと改めて思いました。

何よりも、みんなとのハイタッチ!がとても楽しかったです!

 

子どものころに体を使って遊んだ体験、海、山、川、湖での体験、友達とした鬼ごっこやボール遊び、虫取りや、あやとりや、家族で遊んだトランプやすごろくなどのゲーム、そんな体験が確かに体の一部として私たちの実存を支えているのだと思います。

 

子どもの遊び場の重要性が再考されています。

 

遊ぶことは、子どもの基本的人権であり、生きる歓びの中心にあり、ウェルビーイングに貢献する。

遊ぶことは、子どもに認知的、身体的、社会的、精神的発達に不可欠となる。また、遊ぶことは子どもの人生だけでなく、家庭や広く社会一般のウェルビーイングにも寄与することがより明らかになりつつある。

ウェールズ議会政府『ウェールズ~遊びにやさしい国~』前文より

 

私たち大人も、遊びの感覚を思い出して、生き生きとした感情を体験することで、きっと生きててよかったって思えるのではないかと思いました。


チーフスタッフ 井利由利