■はじめに…居場所の「プログラム」って?
今回の記事では普段の居場所のプログラムをご紹介します。
今回は毎週水曜日午後の居場所、SSTグループで先日実施したプログラムについて簡単にご紹介します。SSTグループのプログラムは半期(6か月)を一つのクールとして、心理学を用いたワークなどを中心に組み立てています。
今期のクールは「自己理解」をテーマに進めています。「書いて、小グループで話す」というワーク自体にあまり慣れていない方もいらっしゃいますが、ワークを終えて振り返りをしてみると…毎回何かしらの気づきを持って帰っていただけているように思います。
■今回のメインテーマは…「課題の分離」
今回のメインのテーマは「課題の分離」そう、今いろんなところで耳にするアドラー心理学の言葉です。これは簡単にいいますと、「相手の課題(問題)を自分の課題(問題)をわけて考えるようになれること」でしょうか。
プログラムでは、「”架空の”よくある話し」や「スタッフの体験談」などを題材に、ふせんを使って「相手の課題」と「自分の課題」を分けてみたり、
参加者の方々が提供した実際の体験談についてみんなで解決策を考えたり…ととても盛りだくさんなワークとなったのではないでしょうか。
課題の分離は対人関係のテーマでよく用いられる話ですが、対人関係を通すことで、新たに気が付く「自分」…というようなこともまた「自己理解」かなと思い、今回はこのテーマをプログラムで扱ってみました。
こんな感じで心理学っぽいワークもあったり、時には料理や卓球、コラージュなどで楽しんだり…という感じなのがSSTグループのプログラムです。
またなにかトピックがありましたらこちらでご報告したいと思います。
ご観覧ありがとうございました。
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