今回は毎年恒例の茗荷谷クラブ・秋旅行の様子をレポートいたします。
場所はというと…2年前の河口湖に引き続き、富士山麓のおいしい空気を吸いに行くべく、目的地を山梨県・山中湖に決め、メンバーさん&OBさん21名と、スタッフ8名で行ってまいりました。それでは本題に参りましょう。
①1日目:忍野八海からの…山梨の味覚づくし!
というわけで日時は2017年10月27日。スタッフに雨男が数名いる疑惑のため、天候が心配されておりましたが…この日は見事な晴れ。出発前の茗荷谷の空も、この通り雲一つございません。
今回も公共交通機関の手配に難航しましたが、無事高速バスを予約。新宿のバスターミナルより、まずは河口湖までバスに揺られます。基本的に地方は車社会なのです…。
そして、3時間弱乗ったでしょうか…山梨県・河口湖に到着。
ここでいくつかのグループに分かれて昼食。私達は富士山の見えるこちらのお店に行きました。
この「甘味」とやらに心惹かれる気持ちをおさえつつ…ビーフシチューを注文。
早速「ほうとう」を注文した方も。身体も温まりこれぞ山梨の味覚。
お腹も程よく満たされたので、本日の観光スポット・忍野八海(おしのはっかい)に向かいます。地元のバスに乗り一時間弱の移動です。狭い車内に激しい揺れ、運転手さんのトークなど、地元感満載です。
で、到着。河口湖駅から大分離れたので空気のヒンヤリ・キリリとした澄み具合がとても心地よいです。
忍野八海とは、要は「とてもきれいで透き通った天然の水の池」がいくつかある村のようなところ、とでも説明すればいいでしょうか。
これは写真ではお伝えできないほどに本当にきれいでした。観光客が日本人は私達だけ?というほど異国情緒あふれた感じではありましたが、お土産屋もたくさんあり堪能致しました。
そして、ここからが地方の交通網との真の対決…‼(要はネットでの情報だけだと乗り換えがやや不安だったので)と意気込んでいると、本日泊まる宿の方から「バスだと遅くなるから送迎してあげますよ」という大変うれしい電話が。
ここは地元の方の申し出はありがたくお受けしようと、送迎をお願いし、忍野八海から20分くらい宿の車にゆられ到着。すでに日は落ちあたりは真っ暗。
そして今回お世話になったのが、「萬屋」さん。ここはご飯も豪勢で、宿の方もとても親切で、お部屋も風呂・トイレもとてもしっかりしていて、お値段もお手頃と本当に良い宿でした。是非お勧めです‼
玄関を入るとこんな感じ。ストーブの温かさが冷えた身体に沁みわたります。
そして待望の夕食。ニジマスや豚肉など、山梨の味覚が満載。旅情を味わい尽くしました。
そして夜のゲーム大会が始まるその前に…茗荷谷クラブの旅行では久々の花火!!
… というのも旅行にいっても花火ができるところが少なくご無沙汰だったので。今回は宿から歩いて数分で山中湖にでれるので、みんなで夜の山中湖に繰り出します。
これまでクラブに溜め込んだ打ち上げ&手持ち花火をすべて事前に宿に郵送して…
すべて使い切りました!
そしてここからお菓子をつまみながら長い夜の始まり。
最近の茗荷谷クラブでは大人数でできるカードゲームとしてこのCucco21(クク)が静かなブーム。運と戦略性、両方を駆使して生き残りをかけて戦います。
もちろん定番のマージャンも。
そんなこんなで一日目の夜はふけていきました。
②2日目:遊覧船に載ったり、三島由紀夫文学館に行ったり、お土産を買ったり
そして2日目。やはり天気予報は避けきれず…朝からの雨天。しかしシトシト雨なのがせめてもの救い。まずは朝食。程よい量で目覚めにはぴったり。
そしてここからは3つのグループにわかれます。グループは以下の通り。
①雨でも乗れる、山中湖遊覧船
②三島由紀夫文学館
③お部屋でまったり&近くをブラブラ散歩
生粋の三島由紀夫フリークの私は迷わず②に参加。行きは宿のご厚意で現地まで送っていただきました。チェックアウトの時間を延ばしてくださったりと、ほんとにありがとうございました…。
というわけで車で20分くらいのところで到着。
中はこじんまりとした文学館でしたが、三島由紀夫の歴代の著作の原稿が展示してあったり、幼少期の絵や作文などがあったり…ファンには垂涎ものです。
残念ながら中の写真はNGだったのでひとしきり鑑賞して外にでると、何故かとなりの建物でハーブソルト(ハーブに岩塩を混ぜて作るもの)を作るワークショップをやっており、飛び入りで参加。お土産もいただき、ここはかなりの穴場です!
そして昼食へ。紅葉がもう始まりつつある公園を抜けて、
宿の方に向かいますが…帰りは徒歩なのでこれがなかなか遠い。車のありがたみがひしひしと感じます。
そしてようやくこちらのお店を発見。
今回の旅行最後の食事なので、ワカサギ定食をオーダー。地元で食べるワカサギは生臭みが全くなく、魚フライが苦手な私もご飯が進みます。
そして、14時過ぎに、山中湖を後にして…
高速バスで新宿まで一本‼帰りは爆睡の方がちらほらと。そして無事に見慣れた新宿駅に到着。
…というわけで、今回は山梨県・山中湖の旅でした。やはり富士山麓は空気と水がおいしく、いるだけで身体のなかの流れがきれいになるような、そんな心地よさを味わえたと思います。宿も素晴らしく、食事・花火・夜のゲームなど皆さん思い思いに楽しんでいて、良い旅行になったのではないかと思います。
では今回はこの辺で。長文ご観覧ありがとうございました。