2020年7月14日火曜日

チーフスタッフのコラム【2020年7月14日号】

緊急事態宣言が解除され、茗荷谷クラブは6月から活動を再開しました。


東京都の感染者数は増え続けており、予断を許さない状況です。


でもクラブにまたみんなの笑顔が戻ってきたことに、とても励まされています(茗荷谷クラブの感染対策については、詳しくは茗荷谷クラブHPをご覧ください)。


今後、この状況が続くことがほぼ確実と思われ、コロナ禍といかに付き合っていくかが課題です。


それにしても、この怒りにも似た不安感といったいどう付き合えばいいのでしょう?!


考えたことが2つあります。


まず1つは、コロナ感染に対して、コミュニケーション不足に気をつけたいということです。


様々な憶測や不安をあおる情報に振り回されないように、常に冷静に、自分の頭でしっかりと考え、できうる限り正しい知識を求めていきたいです。


人ときちんと話すと自分の考えがまとまり、冷静になれます。


「コミュニケーションに100%はあり得ない」と言われます。


私たちは人の話を聞いているつもりでも、自分の独自の認知のフィルターを通して、人の話を聞き解釈し、それを人に伝えます。


相手もまた自分の独自の認知のフィルターを通して理解します。


つまり「二重の」フィルターを通していることになります。


独自の認知のフィルターとは、その人の経験、感性、知識、環境などあらゆるものが影響しています。


だからこそ「自分と他人は違っていて当たり前」という心構えでコミュニケーションをする必要があります。


また私たちが道ですれ違った人を全部認識できないように、そもそも私たちの感覚器官には能力の限界があります。


どうしても自分に都合のよい見たいものだけを見る、聞きたいことだけを聞くという習性があります。


また、思い込みで不要に不安を強めてしまうこともあります。


そのことをいつも謙虚に心していきたいと思います。


思考停止にならず、わからないことはわからないと認め、もっと分かち合いたいから、コミュニケーションを続けて常に確かめ、今できることをやっていきたいと思います。


2つ目は、「合成の誤謬(ごびゅう)」についてです。


哲学者の内山節氏の記事(6月28日東京新聞の「時代を読む」)によれば、「合成の誤謬」とはもともとは経済学用語で、一人ひとりの判断としては間違っていなくても、全員が同じ行動をとると誤りになるというような意味です。


新型コロナウイルス対策において、感染を防ごうと家に閉じこもり、自粛を重ねるのは一人ひとりの判断としては間違っているとは言えませんが、それを全員が実行すれば私たちの社会が維持できなくなっていきます。


独立した単体としては都合のいい行動が、社会全体としては不都合な行動になるという考え方が「合成の誤謬」という論理にはあります。


感染防止か経済かではありません。本来の目的は社会維持です。


感染防止も経済も社会維持のための手段であって、目的ではありません。


医療従事者、介護や保育、清掃、生活用品販売、製造、インフラ従事者やメンテナンスなど様々な人たちが閉じこもることなく働いて、私たちの社会を維持し、生命の営みを守ってくれています。


茗荷谷クラブや相談室の開所も、微力かもしれませんが、生きる意欲を育むために行っています。


生きる意欲のためには、人との触れ合い、アートや、音楽、レクリエーション、遊びが必要です。


メンバーの皆さんは、一人ひとり自分で考え、判断して行動しています。当然、選択は各々であり、そのことに敬意を表したいです。


思考停止に陥り、誰もが同じことをしなければならないという考えが、差別や、自粛警察などを生み出しています。


多様性の中でこそ私たちは存在します。こうでなければならない・・ではなく、私たちの生命の営みは、あらゆるつながりの中にあります。


つながりと多様性を失わず、社会を維持することに、直接・間接的に自分自身がどう関われるか、参画できるかを真剣に考えていきたいと思います。

       

   茗荷谷クラブチーフスタッフ 井利由利

2020年6月22日月曜日

☆6月15日女子会のご報告☆

みなさんこんにちは。


すっかり梅雨空の毎日ですが、いかがお過ごしですか。


6月15日に、実に約4か月ぶりの女子会を開催することができました!


本当に久しぶりで、でもようやく開催することができ、本当にうれしかったです。


今回はいつもとは異なり、事前申し込み制とさせていただき、飲食も行いませんでした。


そのような形でしたが、ご参加くださったみなさま、参加を検討してくださったみなさま、本当にありがとうございました。


今回の女子会では手作りでマスクを作成しました。


材料は100円ショップなどで簡単にそろうものばかり。
和風てぬぐいや、ハギレ布、ゴムなど。
(写真を撮り忘れてしまいました(汗))


インターネットでは縫わなくてOK&洗って繰り返し使えるマスクの作り方も、たくさん紹介されています。


縫わずに作成できるマスクを確認後、みんなでお裁縫をしてマスクを作ることに。


チクチク縫います。



     茗荷谷クラブの裁縫セット


聞くところによると、今、和風てぬぐいで作ったマスクがおしゃれと、密かなブームにもなっているとのこと。


今や日常的な必需品となったマスク、少しでも楽しんで使用したいところですよね。


はじめに型を生地に書き込んで、切ります。
外側には柄の入ったお好みの生地、裏側は、ガーゼをつけて縫います。


縫いあがったら、ゴムを通します。


チクチク縫いながら、おしゃべりも。


テーマパークのお話や、家での過ごし方、映画の話など。


縫物をしながら、おしゃべり、なんだか良いものでした。





縫物で有名なものといえば、キルトがありますよね。


アメリカンキルトやハワイアンキルト、色々ありますが、その歴史は古く、起源は7世紀までさかのぼるとのこと。


1970年代、アメリカのキルト研究家の活動によりアートとしても広まったそうです。


以前、アメリカンキルト研究をしている方にお話をうかがったところ、

「キルトには、縫物をしているときの時間や思いも一緒に刻まれているんだと思います」

とお話されていました。


お守りとしてのキルトなら、無事でいられるよう思いのこもったキルトに、


ランチョンマットとしてのキルトなら、楽しくランチタイムを過ごせるような思いがこもっているのかもしれません。






今回のマスクづくり。


皆で一緒に縫って作っていくものには、
きっとその時のおしゃべりや共有した時間、
みんなが健康でありますように、
という思いなども一緒に縫い込まれていくのかな、なんて思いました。


さて完成です。






















着けてみてのスタッフの感想:「普段のマスクよりも軽く感じます!」


どうかみなさんの健康が守られますように、願いをこめて。




さて、次回の女子会は7月20日の予定です。


次回も事前申し込み制を予定しており、「ちょこっとおでかけ女子会」を検討しております!
女子会初のおでかけ会の予定です!


それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました!


茗荷谷クラブ女子会スタッフ