2019年6月11日火曜日

茗荷谷クラブチーフスタッフのコラム&トピックス☆2019年6月11日号

■はじめに


さて先日の記事でお知らせしましたが、6月の「チーフスタッフのコラム」は月2回の更新になります。


なのでこちらの原稿は内容的には、少し前に執筆されたものなのでちょっと記憶を巻き戻してご覧いただければ…と思います。


■安心できる「基地」について


茗荷谷クラブでは、中間的就労や障害者枠を、協力してくださっている企業・団体と進めています。


これらの就労については、毎月茗荷谷クラブのスタッフがジョブコーチとして企業・団体を訪ね、意見交換や、そこで働く人の言葉にしにくい気持ちなどを伝えることをしています。


どこの職場でも、まじめに仕事に取組み、高い評価をいただいています。


先日、企業さんを訪ねお話をさせていただきました。茗荷谷クラブの人たちはほんとによくやってくれるし、職場環境という視点からもこちらの学ぶところがたくさんあるというお話をいただき、とても嬉しく「顔の見える関係」を作っていくことの大切さを改めて実感しました。


仕事をするにあたって働いている方の話を聴くと、非常に神経を使うこと…いわゆる気疲れ、人に気を使ってそのために疲労感が本人も気づかないところで蓄積していくのではないか、


さらに責任感が強く自信が持てないために、より一層頑張らなければならないと思い、いわゆる気を抜くことが難しく、緊張が続いてしまうことなどがあります。


働くにあたっての条件は、その人が今まで背負ってきた過去の大きな荷物を少しはおろすことができていること、


その人が、疲労感をはじめとする身体感覚や、快・不快、焦りなどをはじめとする一般的感覚を意識に上らせることができること、さらに重要なのが、その人の日常生活の中に安心できる「基地」があることです。


ただし、別の見方をすれば、良い職場であれば、就労すること自体がその人の自信をつけ、「基地」となり、上記の条件をクリアに導くことができることもあります。


その両者がうまくかみ合っていけば、自ずと良い方向に向くのではないかと思います。


中井久夫精神科医の言葉を借りれば、就労する場合、その「実験的性格」は大前提になります。「合わないと感じたらすぐ辞めるのが良い」「それで実験のデーターが一つ得られた」「実験は成功です」「世間への義理は私が預かっておこう」と先生は述べています。


とはいえ、企業側の立場もあります。企業・団体側の理解を事前に求めておくこと、私たちとの日ごろのコミュニケーションが大切になります。


理解していただけていること、とても感謝しています。そして、頑張っているみんなにも感謝です。でも、無理はしないでマイペース・マイスペースで行ってくださいね!


■2019年5月のトピックス…一泊二日の春旅行に行ってきました!


今月のトピックスは、何といっても春旅行です。


千葉県の勝浦に1泊2日、総勢31人で行ってきました。気温30度越えの暑い暑い旅行でした。夜は遅くまで皆でしゃべったり、カードゲームをしたり笑顔がたくさんでした!


全員7時半の朝食をいただき、2日目は朝市に行ってから、「サイクリング」「カツオ祭り」「勝浦散策&勝浦担々麺」のグループに分かれて行動しました。


私はサイクリング組で、海風がとても心地よかったです。地図の読めない頼りないスタッフ(特に私)をみんなが助けてくれた旅行でした!ほんとに楽しかったです。ありがとうございました!


■OBの方から短歌をいただきました!


さて、お待たせいたしました!


OBの方から短歌が届きました。しかも長いお手紙もいただきました。


久しぶりにお会いすることができたのですが、いつもこの方の文章は心にしみ、行間も含めて伝わってきます。とても嬉しかったです!ありがとうございました。


それでは本題の短歌ですが、今回は雑誌『NHK短歌』に掲載されたものです!すごいですね!


TVのNHK短歌の番組で紹介された短歌です。テーマは「答え」でした。

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♥胸キュン大賞

 駆け出した  三十のペン解答を  書きだす音に満ちる教室 

評:テスト用紙が配られた教室。独特の緊張感に包まれています。そして「解答はじめ」の合図と共に静寂が破られて、一斉に筆記具の音が響きだすのです。

まるで大地を蹴って走り出すかのような筆記具の勢いが「駆け出した三十のペン」によく表れています。「三十」は生徒の人数ですが、数詞をうまく使うことで場面に迫力が備わっています。この歌を読みながら、私も胸がドキドキしてきました。

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送ってくださりありがとうございました!


いただいたお手紙には「楽しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、悔しかったこと。僕にとって、短歌は今を生きていることの証です」とありました。


さまざまな楽しかった思い出や悲しかった思い出など、全部ひっくるめて今を生きているのだなあと思いました。


その証は人それぞれですね!全部ひっくるめた今の自分を「語る」ことを避けてしまえば、おそらく、現実を意図的に避けることになるのだとあらためて思いました。


今後もクラブでも相談室でも「語る」機会を大事にしていきます。


これからもどうぞよろしくお願いいたします。



■おわりに


というわけで今月は月2回の更新となりましたがいかがでしたでしょうか?


良い短歌ってこんなに短い文字数なのにその情景がありありと浮かんでくるんだなぁ…とこの記事を編集していて改めて感じました。


これからも色々なことを発信させていただきたく思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!


ご観覧ありがとうございました。


2019年6月4日火曜日

茗荷谷クラブチーフスタッフのコラム&トピックス☆2019年6月4日号

■はじめに


いつもご覧いただきありがとうございます。


 今回はタイトルをご覧になって「あれ?」と思った方もいるかもしれませんが、こちらは内容的には5月の記事となります。


このチーフスタッフのコラムは当ブログの中でも人気のコンテンツでありまして「5月はいつ更新されるんですか?」とのお声をたくさんいただいいていたとのことで…。


もちろん原稿はちゃんと届いていたのですが、遅れた理由はスタッフ間の連絡の齟齬でして、お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。


というわけで今月は二回の更新となりますので、よろしくお願いいたします!



■セルフコントロールとは?


今年は、思いのほか桜がずっと咲いていて、小石川植物園、北区の音無親水公園に4月にお花見に行くことができました。本当にきれいでした!自然に触れ合うのはとてもいい気分になれます。



3月~4月は、年度末報告や、来年度に向けての運営の話し合いなどもろもろ忙しく、このように繁忙期になると、文字の通り、人としての感情を凍結してしまうなど生き生き感が枯渇するように思え、心も体も健康であるための自己管理が大切と痛感します。



そういえば、前回文京区の家族講演会でお話下さった野島一彦先生は、セルフコントロールの三本柱として、「タイムコントロール、マネーコントロール、ウエイトコントロール」を挙げられました。うーん、難しいですが、心していきたいと思います。



特に自分の時間を自分でコントロールすること、コントロールしていると自分で意識するだけでも違うような気がします。これこそが主体性の回復なのでしょう。自分で自分を管理できているということは、主体性をもって生きていることになります。

 

■ワーカーズコープの座学講話が開催されました!



去る3月29日に茗荷谷クラブ主催社会参加準備グループ座学講話にワーカーズコープ“よいしごとステーション”の室長さんに来ていただきお話をして頂きました。



個人的にもとても素敵な方と思っています。「一人一人に合った生き方・働き方の追及」という私たちのテーマに沿ってお話してくださいました。



ワーカーズコープについてはHPを見ていただいた方が良いと思いますが、誰もが助け合って働くことを大切に、地域の課題を解決していくための事業や運動、活動に取り組んでいる協同組合です。



誰かのため、地域のためになるであろう仕事を見つけ、自ら出資して事業を行うものです。



「こんな働き方があったんだ…」とメンバーの方もとても興味を持たれた方が多々いらっしゃいました。それぞれの方の積極的な働き方、生き方を応援できるといいなと思っています。

 

「働く」というと「働かされる」という意識を持ちがちですが、自分がここで「働く」とそう決めた時点でそれはすでに自己決定であり主体性を持った行為であると意識することが大事ではないかと思います。



何かをさせられている・・・・という意識を持つと何事も色あせ、つまらなくなりますが、そこに行くと決め、行動をした時点でそれはもう誰でもない自分が主体的に選んだ行為であると意識してみましょう。



自分で働きやすくしていくという意識を持つことです。ですから辞めることも自分が決めていいことなのです。



茗荷谷クラブは平成30年度、延べ利用者数 2,945名となりました。昨年度より500名ほど多ことになります。また新たに始めた事業として、寄付パンフレット作製、女子会、カフェ、文化祭、(株)デジタルハーツとのコラボゲーム大会(ぜひ、ブログ覗いてください)、農園事業があります。



すべて自主参加が基本となっています。みなさんが、自主的に参加できる「コミュニティづくり」、「様々な社会資源の拡大・つなぎ目を増やす」、「その人に合った居られる場としての働く場のオーダーメイド開拓」を令和の年、頑張って行きたいと思います。



■2019年4月のトピックス…赤羽公園でフリマに出店しました!



去る4月14日(日)は、赤羽公園でフリーマーケットを行いました!



雨が降るかと思われましたが、曇りで過ごしやすく、とても気持ちの良い公園での1日でした。朝早くから荷物運びを手伝ってくださったメンバーの方々、本当にありがとうございました!



また、日曜日ということもあって、たくさんのOBの方も来てくださり、懐かしい顔を見られて本当によかったです。合計20名のメンバーさんとスタッフ7名が集まりました。純利益 26,785円です。活動費に充てます。



品物を数々送ってくださった皆様、本当にありがとうございました。


今年度、たくさんの寄付金をいただきました。お礼の気持ちを込めて、使途報告書を送らせていただきます。



平成が終わり、令和元年度となります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



■終わりに

というわけで内容は少し前の出来事を中心にお届けしましたが、これを読みながら振り返ってみると五月は新元号になり、どことなく”節目”の空気が流れていたなぁ…などと思い返しておりました。


令和の時代に入り、こちらのコラムともども新鮮な気持ちでこれからも様々なことをお届けさせていただきたく思います!


それではご観覧ありがとうございました。