こんにちは。朝霞農園がゆえあって、近所にお引越しをしました。
どんなところかとぶらりと探訪いたしました。
以前つくった小屋と、増設された小屋があってのほほんとありました。
この近くは本当に静かで、無音。車の音も遠くにあり、人の声もなくひっそり。
それだけでもなんだか癒されます。
そんな中、風が吹くとカラカラ音がなるものがあります。
前この畑を使っていた人のお土産、風見鶏です。
人がいようといまいと、ひたすらと回り続けています。
農業スタッフの大川さんが、これは風力発電に何か使えないかとあれこれ考えています。
この雄大な空間の中、そういうことを考えさせてくれる素敵な仕掛けです。
ちなみに大川さんは回っている羽に手を突っ込み、痛い思いをしたそうな。
かわいそうに。
増設した小屋の中にあった、材木置き場を解体し、二人でぱっぱっと整理しました。
そして、「ここをどう使おう?」。
探訪したK氏は、都会に疲れていたので「住みたい」という発想しか湧いてこなんだ。
大川さんも引っ張られたのか、もしくは都会に疲れていたのか、その方向で話が盛り上がり。
家を求めさせる、そんな開けっぴろげな土の薫りが言葉を弾ませます。
近くのおっちゃんの小屋を見学しにいき、おっちゃんに小屋の作り方を教わりました。
ちなみにおっちゃんの小屋は、鍋やビールもあり、座敷もあり、絵も飾ってあったのです。
このおっちゃんは未来の私かもしれません。
お名前は私は存じ上げません。
でもそれはさして先立つ大切さにはならない、人のまじりでした。
そのおっちゃんに、井戸の作り方も教わりました。
井戸も、作ろう。多分作ります。
そうした話のあとに、大川さんはやるべき日課をこなしていきます。
畑から石・塵をとりのぞく。
米ぬかで作っておいた肥料を土にまき、くわでまぜる。
にんにくなど、霜にやられないようにビニールをかける。
かぶの間引きをする。
じゃがいもを植える量を、隣の別のおっちゃんに聞く。