こんにちは。
今回は私たちの中間的就労についてお話をさせていただければと思います。
社会の中でどのように生きていくか、その試行錯誤ができる働く場として、茗荷谷クラブは中間的就労という形で実施をしています。
ご本人のペースで取り組めるように短時間であったり、ご本人たちが安心できるようチームで入ったり、見知った人たちでできるように場をつくっています。
そうした中間的就労の場は現在倉庫作業や清掃作業が現在中心です。
そしてその中間的就労は緊急事態宣言中どうなっていたかと言われますと、実施を続けておりました。
と言いますのは、その団体においてとても必要なことであったからです。
中間的就労はご本人たちに利するものと思われがち、なりがちですが、実は団体や企業にとってとても助かっているものなのです。
特に高齢者施設や障害者施設での清掃作業はそうです。
各施設では安定した日常を営む上で、健康を維持する上では清掃作業はなくてはならないものだったのです。
そしてそれは昨今の「リモート化」「デジタルトランスフォーメーション」では代替不可能なものです。
エッセンシャルワーク。
そうした言葉がぴったりきます。
リモートでは代替できない、本質的な人としての営為を実施してくれていると実感しております。
このエッセンシャルワークに従事してくれているメンバーさんたちは、緊急事態宣言中の感染の恐怖と向き合いながら、「仕事」に従事してくれております。
彼らのことを、エッセンシャルワーカーとも呼ぶことができます。
施設からも感謝されておりますし、私たちも「有り難い存在」と思います。
私たちは緊急事態宣言中の現在においても、皆さんが来れる場の選択肢として茗荷谷クラブの居場所を開き続けております。
人と人の出会いを大事にするというのが、私たちのエッセンシャルワークです。
コロナ禍において、様々なものが分断されていきます。
私たちスタッフやメンバーは人が生きていく上で何が大事か、感染予防との葛藤もありながら、エッセンシャルワークを続けていきたいと思います。
皆様の今後の応援を賜りたいと存じます。
茗荷谷クラブスタッフ 倉光洋平
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