2025年4月2日水曜日

女性の居場所

みなさんこんにちは。
一気に温かくなりましたね。日によっては、夏日にもなり、早々に熱中症対策も考える必要があるかな?などと考えています。
みなさんもどうぞ体調にはお気をつけください。

3月女子会のご報告です。
今月の女子会も、お茶会を行いました。
そして今回はいつもよりも多くの方にご参加いただきました!

いろんなお菓子をいただきながら、お話をしたり、お互いの話を聞いたりしつつ時間を過ごしました。

最近の女子会では、決まったテーマはなく、ご参加いただいた方とお茶とお菓子をお供におしゃべりをして時間を過ごすことが多いです。

そのような女子会を行っていく中で、会の内容や、おしゃべりの話題の内容だけではなく、来ていただいている方々と一緒に、温かくゆっくりとした時間を共に過ごせることが素敵だな、と感じました。

女子会で、そんなほっとできる時間をお過ごしいただけたらな、と思っています。

ぜひお気軽にご参加いただけましたら嬉しいです。

読んでくださり、ありがとうございました!



茗荷谷クラブスタッフ

2025年4月1日火曜日

2024年度を振り返り

今年度はあまり畑に行くことができず、活動も少な目でしたので、こちらにて簡単に1年を振り返ってみようと思います。

3月にはニンジンやジャガイモ植えました。
4月には芽を出して、間引きなどの作業をします。サトイモも植えました。


5月にはキウイが結実し始めるので、摘果が始まります。


6月はジャガイモの収穫をして販売することができました。


7月はニンジンの収穫をして販売しました。
9月は8月に放置した雑草刈りです。1か月でここまで伸びてしまうのですね。


11月はサトイモを収穫し販売することができました。


12月からは小屋の整理や農機具の修理などをしました。

2019年から畑を始めて、6年が経ちました。
色々な方が携わった畑ですが、駅からも遠いところもあり、なかなか人が定着しづらかったのは悔しいところです。
先日に畑でお花見BBQをした際は30人ほど来てワイワイと楽しかったですね。
こうしたイベントでの利用もできたのが朝霞の畑の良い点でもあったと思います。
今年度もありがとうございました。
またこの世界のどこかで。

2025年3月18日火曜日

「齋藤友紀雄先生ご逝去にあたって」~チーフスタッフコラム 2025年3月

令和7年2月25日 齋藤友紀雄先生がご逝去されました。享年88歳でした。
齋藤友紀雄先生は、1985年から青少年健康センターの設立に携わり、2004年から2021年まで会長、2021年からは名誉会長として、ずっと、私達を見守り教えてくださった方です。
その他にも、自殺予防活動への社会的貢献により、国際リングル賞受賞。「いのちの電話」、「CCCキリスト教カウンセリングセンター」など、たくさんの悩み苦しむ方々のために尽力されました。

3月7日に葬送告別式が行われ、参列致しました。その時に追悼の意を表させていただきました。
今回は、そこでお話させていただいたことを少し記したいと思います。

追悼
私は1991年から茗荷谷クラブのスタッフとして活動していました。
2006年ごろでしょうか、青少年健康センターが実はとても財政的に苦しく、このまま活動を続けていけるのだろうか、スタッフの生活を支えるだけの給与が払えない、何とかしなければと言う危機を迎えていました。
2009年に齋藤先生と飯田橋の教会でお会いしました。
私の不安や不満を丁寧に聴いてくださり、現場スタッフに迷惑をかけて申し訳ない、これかも一緒にやっていきましょう。寄付文化は日本ではまだまだですが、僕は頑張りますよ、とおっしゃってくださり、勇気づけられたことを覚えています。
その後も何度か先生のご自宅の近くの阿佐ヶ谷の喫茶店でお話を聞いていただきました。

ひきこもり支援は自殺とは切っても切れない関係にあります。
私達スタッフは常にだれかの死と向き合い、死んでしまうのではないかとの思いと自らの中で戦いながら関わっています。

齋藤先生は、「自殺は特定の個人だけでなくコミュニティーの全体の問題」としてとらえられており、この視点が日本では欠けてきたのではないかと話され、社会の問題との意識を広げてくださいました。
日本政府は2001年に初めて自殺対策を立ち上げ、2007年には自殺対策総合大綱が決定されました。

また、齋藤先生は「自殺もひきこもりも、心の弱さを抱えている若者の支援が共通の課題です。本当に必要なのは『ケア・温かいまなざし』です。そのためには『弱さ』そのものを認識し、弱さを受け入れることが必要です」。「自分自身の弱さ、他者の弱さを受け入れなさい。そしていつでも助けを求めなさい」とあの、柔らかいやさしいお顔でおっしゃってくださっています。
私は、その言葉をいつでも胸に刻み、斎藤先生に支えられてきました。
青少年健康センター茗荷谷クラブを40年近く続けられてきたのは、斎藤先生がいてくださったからです。
本当にありがとうございました。どうか安らかにそして変わらず、見守っていてください。
ありがとうございました。

心からご冥福をお祈り申し上げます。


チーフスタッフ  井利由利

2025年3月6日木曜日

3月のよつば庵

今回は今年度最後の食事ありの開催でした。参加は全員で13名。

メインメニューは「ちらし寿司とけんちん汁」で、野菜切りに全員が奮闘しました。
特に里芋は中々、皮剥きが大変です。
にんじん・大根・牛蒡・鶏肉など切る作業の集中力の高さと、人海作戦による皆さん手際の良いこと。
これも、よつば庵の目指す所です。
「初めてこの野菜を切りました」「どういう切り方にしますか?」など、おしゃべりも盛んに、指を切らない様に注意をしながら手際よく、ざる一杯の綺麗に切られた野菜が山盛りになりました。
 
大鍋にけんちん汁をたっぷり作り、ちらし寿司はお米を6合炊き、大きな飯桶に寿司酢を回しかけ、椎茸・にんじん・たけのこ・高野豆腐・油揚げを甘辛く煮た具を混ぜ込み、大葉と胡麻をたっぷり入れて、皆さんで焼いた錦糸卵も乗せました。


「美味しい!」「良い味!」の声があちらこちらから聞こえます。
同じ物を一緒に食べるのは、なんとも言えない暖かさと満足感に満たされます。
一致協力した作業の賜物と思いました。
おかわりの方もいらっしゃいました、嬉しい!
後片付けも素晴らしく、それぞれ出来ることを探し、積極的に動いています。

次回は4月5日(日)17時からで料理の日「ハヤシライス・鯛焼き」です。
皆様の参加をお待ちしております!           

よつば庵スタッフ一同

2025年3月1日土曜日

バレンタインにちなんで…

みなさんこんにちは。
春も間近となり、だいぶ温かくなりましたね。

2月女子会のご報告です。
今月の女子会も、お茶会を楽しみましたが、2月ということで、バレンタインデーにちなんで、チョコレートのお菓子が多めの女子会となりました。
「バレンタインデーにはチョコレートを」という風習は日本独自のもののようですね。
昭和30年代後半からチョコレートを販売する会社によって広められたとのこと。
冬ももうすぐ終わりますが、冬季限定のチョコレートもまだまだ販売されていて、特にイチゴ味のチョコレートも種類が豊富でしたよ。
そして参加された方が桜風味の緑茶をご持参くださり、春も感じられる華やかなお茶会でした!(ありがとうございました!)
季節の変わり目に、素敵なお茶会となっと思います。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

次回の女子会は、3月17日(月)13時30分からです。
お気軽にご参加いただけたらと思います!


茗荷谷クラブスタッフ

2025年2月27日木曜日

ニンジン不作

秋ごろに種まきしたニンジンが、発芽までは良かったのですが、不作に終わりました。
大きく成長せず、細いままで収穫の時期を迎えてしまいました。


葉っぱの成長も芳しくなかったので、根の方も同様です。
畑に行く機会も減り、間引きができなかったのもあるかと思います。

また、他の畑でもニンジンの葉が大きく成長していないように見えたので、天候の影響もあったかもしれません。
多くの農家でこうした規格外の野菜は捨てられることかと思うと、なんだかもったいない気がしますね。
キャロットジュースとかになら大量に使うこともできたり…
他には何に使えるでしょ~。

2025年2月18日火曜日

1月のよつば庵

今年始めての「よつば庵」は食事なしの開催でした。
16:30に集合して、お弁当などを買いに行く人、途中で買って来た人もいて、それぞれが腹ごしらえを先ずしました。

恒例の「最近の出来事話」を今月が誕生月(今回は1月産まれの人)の人から話しました。
年末年始をどんな風に過ごしたかの話題が中心で「寝正月でした」や「弾丸旅行に行って来ました」「体調を崩してしんどかった」などなど、、、
正月休みをどんな風に過ごされたのか、参加のみなさんのお話から、あれこれ想像して頷きなが楽しませてもらいました。

その後、「ちょっと真剣な話組」と「徹底的に雑談組」の二手に分かれてディスカッションをしました。
かなりの時間をお菓子を食べながら、次から次え途切れる事なく、色々な話に膨らみ、お笑いたっぷりの一時組と思いをしっかり聞いて貰う組でした。

調理をして皆さんで食べる「よつば庵」と、たっぷりおしゃべりをする「よつば庵」を交互に開催し、お腹をみんなで満たす日と、日頃の思いや話題を楽しむ日の交互開催のメリハリは、参加の皆さんに良い感じで馴染んで来た様です。

次回は3月2日(日)17:00〜調理あり(ちらし寿司・けんちん汁)です。
※参加費:1200円(茗荷谷クラブメンバーは1000円)
メールにて参加申し込みをよろしくお願いします。

茗荷谷クラブスタッフ

2025年2月13日木曜日

「老年期の心理について」~チーフスタッフコラム 2025年2月

文京区では、今年度、「文京区ひきこもり支援センター」を中心に、茗荷谷クラブと多くの関係機関が何度も会議を重ね、『ミドルエイジライフハンドブック』や『親亡き後の心配を安心へ~できることを少しずつ一緒に見つけませんか~』のチラシの配布、そして令和6年9/20の『ぶんきょう区報』ではひきこもり・生きづらさサポート特集号を発行し、「誰もが安心して暮らせる地域のつながりについて一緒に考えませんか?」を発行しました。


私達が目指したのは、地域の方々に対し、ひきこもりへ偏見をなくし、ひきこもっていてもいい、何か私たちにお手伝いできることはないかと思える暖かい地域の文化を醸成していくことです。

2020年からひきこもり支援は39歳を超えて全年齢を対象にしました。特に、8050問題と称される80代のご家族の方や長期・高齢化したひきこもりの方に、支援の手があること、希望を失って欲しくないことをどのようにすれば伝えることができるのかが大きな課題でした。

8050問題に取り組み始めて、まだまだ家族の方やご本人にセルフ・スティグマを持ち、恥の意識がとても強いことを感じてきました。とても難しく、困難を感じています。でもそのなかでも、多くの親御さんとお話しし、教えていただくことも多くあります。

「今から本人が働くことをもう望んではいません」。「ただあの子の人生を想うとどうすればよかったのかと後悔ばかりが浮かんできます」。

まぎれもなく否定的な悔やみ切れない過去、さまざまな挫折、何よりも子どもを自立させることができなかったという深い悲しみや自分自身への怒りを抱えています。

私達に何ができるのだろうか?
訪問する、医療につなぐ、居場所に誘う、他機関と話しをしながらあらゆるリソースを使う・・・。それでもなかなか難しいです。

高齢者の心理の視点から考えてみたいと思います。
老年期において老年者が直面する心理的過程は、何十年と生きてきた自己、現在に生きている自己、そして不確かな未来に生き続けるであろう自己の意味を理解しようとすることです。そのことによって、今までの生活や人生の喪失感と自分自身の今感じる幸福感とのバランスをとる時期であると言われています(エリクソン他1986-1990)。
あるお母様は、亡くなったご主人との思い出のお写真をたくさん持ってきてくださいました。そこには、素敵でダンディなご主人と美しい奥様、そして凛々しい青年がにこやかに笑っていました。そんな過去の楽しい思い出を語りながらご自身を振り返り、「なにか原点に戻れたような気がします。無理せずに自然体で行こうと思います。なんとかなります」と語りました。「せめて私が死んだ後も、あの子が生活していけるように今からできることをします」
そして「お話しを聴いていただいて、本当に助かります。変化はないけど、これからもお話しを聴いていただいていていいんでしょうか?文京区に居て本当に良かったです。安心して暮らせます」と。

自身の人生を語ることによって否定的な意味を持った出来事も、振り返るときの視点の如何によって、肯定的な意味づけがなされることもあり得ます。解決を焦らず、その人その人の人生にゆっくりと寄り添っていければと思います。

何よりも、楽に、穏やかに、暮らしていただきたい、と思います。

チーフスタッフ 井利由利

2025年2月3日月曜日

ルイボスティーとおしゃべり

みなさんこんにちは。
改めまして、本年もよろしくお願いいたします!
1月女子会のご報告です。

今月の女子会も、お茶会を楽しみました。
今回は温かいルイボスティーをいただきながらの女子会。
最近の女子会は活動内容が特に決まっておらず、いらしてくださった方とおしゃべりをすることが多いです。
話す内容も特に決まっているわけではなく、その時々で色々な話題でおしゃべりします。
今回はテレビ番組や音楽のお話などで盛り上がりました!
私は知らなかった歌手の人の音楽などを知ることができたり、自分が好きなアニメについてお話できたり、楽しい時間を過ごさせていただき、感謝でした!

次回の女子会は、2月17日(月)13時30分からです。
2月ということで、チョコレート多めのお茶会になるかもしれません(*^^*)
お気軽にご参加いただけたらと思います!


茗荷谷クラブスタッフ

2025年2月1日土曜日

備えあれば患いなし

この時期は植えるものがないので畑の整理や機械類のメンテナンスを行いました。
エンジンをつけようとしたら、スターターロープが切れてしまいました。


これではエンジンはつけられないので交換するしかありませんが、この時期で良かったと思いました。
これが畑を耕したいと思った時に起きていたら、作業ができなくなってしまいます。

日頃の道具や機械類のメンテナンスが大事だと思わされた一件でした。
日頃の生活でも準備不足の気がある私なので、いい勉強になります。

2025年1月16日木曜日

「共感と合意」~チーフスタッフコラム 2025年1月

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

忘年会やら新年会やら、改めて話したり、笑いあったり、楽しい時間があったり、普段会えない家族がお正月に来たり、年末年始はやはり大事な節目であると思いました。
皆さんはどんなお正月でしたか?

年末に、本田秀夫先生の「年代別 発達障害の支援 思春期の支援」と言うユーチューブを見ました。とても分かりやすくてお勧めです。
その中で「共感と合意」と言う言葉が出てきました。今回はそのお話しをしてみようと思います。

「支援」とは何か?
支援と言う言葉は、何か違和感を感じ、好きではないのですが、外部に向ってひきこもりについて話さなければならないときには、使わざるを得ず、何と言えばいいのか?いい言葉が見つからない…とずっともやもやしながらいました。

「支援」と言う言葉は「力を貸して助けること」と言う意味だそうです。
何か、力のある者が力のない者を助けるというニュアンスがあり、いや、力のない人たちじゃないし‥とカウンセリングをしていても、居場所で一緒に活動していても、いつも感心したりリスペクトしたりすることが多いし!

もちろん、発達心理学的に言えば、アイデンティティの獲得が思春期の課題であるのですが、発達とは、その人のペースで、その人なりの花を咲かせることです。
具体的には、誰もが、自己選択し、自己決定し、自己実現に向かう成長へのプロセスにあるというのが「発達」です。

その際に大事にしたいのが「支援」ではなく、「共感と合意」。
本田先生すごいなあ!です。目からうろこでした。
話を聴いて、わからなければ何度でも何度でも話を聴いて共感できること、そして互いに合意していくプロセスが大切です。

やりたくてはじめたはずなのに、つい自分でノルマを課してしまいがちになり、それがしんどくてできなかったり、もっと~しなければのこだわりから過剰適応になりうつになって動けなくなったり、自己選択、自己決定はとても難しいです。
でも一緒に共感しながら試行錯誤に付き合い、そして、頭の整理と情報提供ができれば・・・せめてそれがあれば…と思います。

熊谷晋一朗氏がこう述べています。
『障害者の自立生活運動は、依存先を親や施設以外に広げる運動」だといいかえることができると思います』と。
熊谷氏は「支援」ではなく「自立生活運動」と述べています。
「自分依存」(誰も信用できない、自分が頑張るしかない、人になんか頼れない)ではなく、仲間や人の依存先を増やし、関係を広げることを目指していくこと、「支援」ではなく「共感と合意」をあたりまえにできたらと望みます。

眠いよーと言っているうちのネコ。
見てたら私も眠くなりました・・・。


チーフスタッフ 井利由利

2025年1月9日木曜日

よつば庵ブログ 2024年12月

よつば庵は、40歳以上の年代の方が集まって、おしゃべりや調理する居場所です。
2024年度5回目は、12月1日(日)でした。
調理の日で、水炊き鍋、うどん、たい焼きを調理しました。今回、やっと写真を撮ることができました。雰囲気を見ていただければと思います。

※写真のスタッフはコワモテに見えるかもしれませんが、ダジャレ好きなナイスミドルです!

まずは食材を皆さんで調理し、完成した料理を食べてから、自己紹介をしました。
自己紹介後、そのまま、食べながら雑談しました。寒い時期には、身体が温まる鍋が一番な気がします。

お問合せはメール、お電話でお願いします。初めての方も、久しぶりの方も、お待ちしています。
メールアドレスや住所が変わった場合、ご連絡ください。ご案内のチラシをお送りします。郵送が不要な方もお知らせください。
なお、チラシやはがきでの郵送のご連絡は、郵送費の関係で、ご希望の方のみにさせていただきたく、よろしくお願いいたします。

次回は新年1月26日(日)、16時半から、調理はなしの回になります。
ではまた、お会いしましょう。