7月5日(月)新しい居場所【ゆったりカフェレオン】が始まりました。
私たちの地域社会に様々な形の居場所があればいいのになあという想いはずっと持ち続けてきました。
居場所がその人にとって居場所になるためにはいろいろな要因が必要で、それも人それぞれなのでしょう。
みんなとわいわいやって楽しく過ごせる場所が居場所と感じる人もいるでしょうし、一人の空間を確保できて静かに何も気にせずに過ごせる場所が、自分にとって居場所だという人もいます。
「そのままのあなたでいていいよ」と同時に「あなたに関心があります。もっとあなたを知りたい」という場所があれば、私たちはここを自分の居場所と感じ、何の目的もなくても来たくなるのではないでしょうか。
現代社会は無駄をできるだけ排除しようとしていると言います。
せちがらく、いつも時間に追われていて、いつも何かしなくちゃと焦っています。もっとゆっくり溜めの時間があってもいいのでないか。
目的がなければ集まってはいけないのか?そんなことはありません。
目的もなく、何を話すでもなく、なんとなく、ふわっと来て、どうでもいい話をなんとなくして、ちょっと笑いあってそしてまた、帰っていく…そんな居場所が実は私たちの周りからどんどん失われて行っているような気がします。
そんな、何もないゆっくりとただ時間が心地よく流れいくような居場所がいいなと思っています。
でもそうなるとこのご時世、なかなか集まりにくいですよね。物理的問題も大きいです。
場所、時間、料金、どうしたらみんなが来やすい居場所が作れるのだろうか?ゆったりスペースのメンバーさんやスタッフみんなとたくさん考えてきました。
そこで【ゆったりカフェレオン】でも、やはり何かしらのお誘いイベントをしていくことになりました。
1回目は、switchを使ったゲーム大会でした。スマブラやマリオカート、マリオテニスなど、盛り上がって楽しんでいました。
2回目は、ボードゲーム大会、カタンやブロックスなどなどカードゲームをそれぞれ楽しみました。
もちろん、何もしなくてもいいんです。でもみんなでやるゲームは、とても楽しい時間を提供してくれます。
ゲームは、勝つことを目的としていますが、それ以上に、自分だけ勝っても実はつまらなくて、みんなをいかに楽しませようか、みんなといかに楽しもうかという想いがいつの間にか働きます。
このいつの間にか自然に出てくる私たちの想いや気持ちは、何かの目的に向かってひたすら一直性に進まなければならないと、頭で思っている私たちに実はとても必要なもの―副産物―だと思います。
どんな居場所をつくりたいかを言葉にするのはとても難しいです。
こうやって書いても伝わっているのか心もとないです。でも、とにかく私は茗荷谷クラブがとても好きです!そして大切な場所です!
茗荷谷クラブチーフスタッフ 井利由利
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