2013年6月17日月曜日

お散歩サークル ~自然教育園~

さて、今回からは利用者さんにもブログの記事を頼んでみることにしました。


~以下、利用者さんの声です~




先日、お散歩サークルの活動に参加させて頂きました。
今回の行き先は目黒にある『自然教育園(植物園)』です。

梅雨はどこへいったのかと思わせるほど、らしくない天気が続いてます。
この日も例に洩れず、晴天でした。

爽やかな風にそよぐ新緑。
そこに点在する木漏れ日の光がとても美しく、心地良い。
森林浴でマイナスイオンをた~っぷり補充してきました。

こうした自然は、人の手が加えられた庭園とはまた違った味わいがありますね。

ある人にとってそこはただの森でしょう。もりを森としてしか認識できません。
でも、ひとたび眼を凝らせば、そこには実に様々な動植物が。
命が息づいてることが観えてくる。
そこには確かに彼らの世界が存在しているんだ。かれらの。
ひとの世界も、おんなじ。

子供の頃、誰もが疑うことなく、当たり前に感じることができたそれを、
大人になる途中で失くしてしまった人のなんと多いことか。
そこに立ち戻って、世界を観ずるというコト。人を、観ずるというコト。

難しく考えなくていい。シンプルで、いい。
けれど、それを独りで感じるというのはとても、とてもむずかしいこと。。。

園内に『ふたりしずか』という花が植わっていました。
といっても、どれがふたりしずか なのかなんて、僕には検討もつきません。
ある方に教えて頂いたのですが、こうして知識の交流ができるのも
誰かと共に在る、いいところです。

一人で来てたらたぶん、花なんて目に入ってないでしょうから。
いや、そもそも独りじゃ来ませんねw

そしたら、改めて、こんなコトを再確認してる今のこの気持ちも、無いわけで。

今、あなたの目は世界を、人を、どんな風に映しているのだろう。
目にうつるものは、あるのだろうか。

名前に惹かれたので調べてみました。
ふたりしずかの花言葉『いつまでも一緒に』だそうです。

あなたにとって、ここがそう思える、心に寄り添える場所だといいですね。

僕には、そんなことを考えるきっかけのおさんぽになりました。   

                                      ※利用者Nさんの声


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