2020年9月8日火曜日

チーフスタッフのコラム【2020年9月】

 暑い暑い日々が続き、コロナ感染も収束にはまだまだ時間がかかりそう…



というわけでなんだか疲れてきたなあと思うと同時に何とかなるか!とほぼ開き直りかけている今日この頃、自分と向き合うことが必要のようです。



正直に言うと、日々忙しさに紛れる中、たまに、こうした自称自己カウンセリングを行うことが必要であると認識しているのですが、ここの所全然やっていなかったです。



とにかくひたすらコロナ時代について考えていました。



考えてばかりで、日々湧き上がる自分の「感情」をおろそかにすると、元気がなくなり、うつうつとしてきてやる気を失い、心の余裕を失ってくるのは経験上わかります。



「感情」をおろそかにするとはどういうことかというと、感じているのに、なかったことにしている、感じてないふりをし、「○○であるべき」、「○○でなければならない」という「べき思考」を優先している状態を言います。



頑張りすぎているということかもしれません。



いやだけど、しなければならないことだと思って、自ら選択し、自発的にやっていることは、私たちが生きていくうえで、当然たくさんあります。



問題は、イヤも苦しいも感じないようしてしまうことです。



本当は疲れているのに、それを認めず気づかないまま、例えばお腹が痛い、頭が痛い、眠れないなど身体を壊してしまうことです。



何よりも自分の気持ちに気づくこと、感情を大切にすることが重要です。



ストレスや気力のなさは、頭と心(気持ちや感情)が一致せずに分裂しているときに起こると言われています。



たとえば、「もう1杯おかわりいかがですか?たくさん食べてくださいね~」と勧められて、欲しくはないのに、ここはもうおかわりすべきだと、「いただきます」と言ってしまうような状況で、



この時「ここはおかわりすることが場の空気的にいいだろうからいただこう」と意識して、自発的に行動していればいいのですが、人に勧められたら断るべきではないという「べき論」から、自分の「食べたくない」という気持ちに気づかずにいると、「させられた感」や「無力感」が残り、



あとで、そのことがストレスになり、相手を恨んでしまうようなことになりがちです。これが自分の思考と自分の気持ちが分断された(あるいは分裂した)状態と思います。



ただこの時に自分の気持ちに気づくことは意外と難しいです。「今、自分は何を感じているんだろう」と自分を大切にすることを忘れないでほしいです。



そして何よりも感情は、吐き出すことが大切です。できればその場で。



時間がたち、ため込むと自分の中で分断が起こり、無気力になってきます。



そこで、今回は「オノマトペ」を使ってやってみます。お付き合いくださいませ。



思わず口から出てくる「オノマトペ」は説明もいらないし、言いやすいので、茗荷谷クラブでも、その場で飛び交って、みんなで分かちあえています。



この雰囲気を大事にしたいです。



オノマトペは、擬態語とか擬音と言われるもので、感情とか感覚を表す言葉がたくさんあります。



【オノマトペ】

どきどき  わくわく  いらいら  

ねばねば  はらはら  さらさら  

むかむか  ぶるぶる  ぼろぼろ  

ずるずる  にやにや  もりもり  

よろよろ  どんどん  ばらばら

きらきら  がらがら  がんがん  

げらげら  ばたばた  ふらふら  

だぶだぶ  ぬるぬる  こそこそ  

ざわざわ  ぺこぺこ  ひやひや  

もやもや  くらくら  つんつん

ずきずき  おろおろ  めそめそ  

しくしく  うつうつ



もうほんとに何でもいいので、もっと上げたらきりがないのですが、ジーっと感じてみました。考えてはいけません。



感じることが肝心です。

・・・・・



実はなんか自分、イライラしているのかなと思っていたのですが、どうやらそうでありませんでした。



今の感じは、「ねばねば」です!



なんだか笑っちゃいました。



これをほんとは誰かに聞いてほしいのですが、夫に「今の私の気持ちはねばねば」と言ったところで、「なんじゃそれ」と言われるだけだろうな・・・・。まっ大丈夫そうです!



皆さんもよかったらお試しください。


                      チーフスタッフ 井利由利