2020年8月18日火曜日

社会参加準備講座『Gメールを使いこなそう』のご報告【2020年7月31日】

 

今回の社会参加準備講座では、「メールを使いこなそう」ということで、Gメールの取得から送受信までを一緒にやりました。


今回のテーマの設定としては、やはりコロナの影響もあります。


外出自粛の時には、茗荷谷クラブでもzoomミーティングを使った居場所活動を模索したりしました。


その際に前提条件として、メールアドレスを持っていることが必要とされてきます。


ここでメールの使い方が分からない方は、その前提条件に当てはまらず、そもそも繋がりが途切れてしまいかねない状況となりました。


Zoomに限らず、メールの所持が前提となっているサービスは現在多くあります。


またこれからの問題として、親が亡くなった後に、自分で支援機関や役所などとやり取りする機会が出た際に、メールという手段があった方がいいことも予想されます。


外と繋がる手段は多様な方が、支援には繋がりやすいと思います。


生きるための手段として、最低限のメールのやりとりは知っているに越したことはないのです。


茗荷谷クラブ実態としても、スマホでYouTubeは見たことはあるけど、メールはしたことがない方もいらっしゃいます。


このような実態や危機感の元、今回のテーマは決まりました。


内容としては、まずはメールアドレスの取得からです。



Googleへの登録から始まり、メールアドレスの決定。


そして、パスワードの設定など。


1つ1つ、確認していきました。


パスワードは、忘れるといけないので、ちゃんとメモに取っておきます。


メールアドレスが実際に取得できたら、それを使ってメールの送受信をしてみます。


と思いましたが、スマホでメールが受信された際にちゃんと通知がされるように設定が必要でした。


どのアプリに、どんな通知がされるかを設定します。


それができてから、メールの送受信をしてみました。


メールの書き方の基本として、メールタイトルと、宛名や自分の名前を入れて送ります。


また、写真を添付することもやってみました。


今回は、ここまでで終了です。


すんなりと進みましたが、こういうものは定期的に使わないと忘れてしまうものです。


今後は、クラブからのお知らせをメールでしてみたりして、実際にメールを使うことに慣れることも大事になってきます。


他にも、やってみたいPC講座などありましたら、スタッフまでメールくださいね!


お待ちしております。


茗荷谷クラブスタッフ  大川裕司

みゃうが谷倶楽部報告【2020年8月25日】

 今年は様々こもごも、大変な事になっていますね。

こんな事が起こるとは、夢にもカケラにも思いませんでしたね!


でも、嘆いてばかりいられません。それでもめげずに活動しています。


みゃうが谷倶楽部は今年はたくさんの布を寄付していただきました。



毎年開催される福祉祭りなど今年は中止になつてしまったので、まず寄付を考えています。

社会参加でお世話になっている施設などに。


そして、みゃうが谷倶楽部専用のスマホが新しく導入されます。そこでメルカリなどでも色々と販売をして行きたいと思っています。


マスクはもちろん、参加メンバーの一人は家に布を持ち帰り、家で3枚作ってきてくれました。ありがとうございます!


そして念願の”ミシン”を買ってもらい、ランチョンマット・コースター、マイバック、シュシュなど色々と考え中です。


マスクは型紙から布と裏のガーゼ布を合わせて手縫いします。


ゆっくりでいいので、ぜひにチクチクやりに来てくださいね!ミシン縫いもね!


皆さん参加をお待ちしていまーす!


茗荷谷クラブスタッフ 徳江逸子 

2020年8月4日火曜日

チーフスタッフのコラム【2020年8月4日号】

新型コロナウィルスの感染拡大と、なかなか収まらないであろうこの状態の中、この世界と既存の価値観は、変わっていくのだろうか?変わっていかなければならないのではと、今ひしひしと感じています。


「24時間戦えますか~ビジネスマン、ビジネスマン♪ジャパニーズビジネスマン♪♪」というCMソングが流行ったのは、1989年。


働けば働くほど成果が上がった時代で、モーレツ社員を鼓舞したものでした。


成果を上げる、効率を上げることが最上なそんな時代真っ盛りを若いころに過ごした一人として、あれはいったい何だったのだ!?


でも、何の疑問も持たなかったし(若かったということか??)まさにイケイケで。。。そうこうするうちに、90年代に入りバブルがはじけて高度成長期は終焉を迎えることになりました。


今後、社会はどう変化していくのか。自分自身はどう主体的に生きていけばいいのかを考えなければと思いますが、なかなか答えは出ません。


我が家の子どもたちが学校へ行き、一母親として、学校は、画一的で、集団の中で個々が認められていないように感じ、不登校の子供たちが出てきて、


なんか変だ?何かがおかしい・・とそれまであまり考えてこなかった私が(自分の内面については始終悩み考えていましたが)、やっと疑問を抱いたのが90年代前半。そのころ茗荷谷クラブと出会いました。


不登校やひきこもっていた人たちと会って、この人たちが入っていけない社会っていったい何なんだろう?おかしいじゃないか!」と強く思いながらも、時はそのまま流れ、


自身の無力感を感じ、それでも、2013年からスクールカウンセラーをした2年間、学校は当時とは、ずいぶん変わったとこの目で確かめることができました。


私たちの作ってきた社会も、ほんの少しずつではありますが、変わってきているし、そのことに敏感に、そして、自分の価値観をきちんと問い直し、考えて、行動し、積極的に社会に関与していかなければならないと思います。


藤原辰史氏が、いみじくもこう言いました。「文明国家の基準は、弱者に対する態度である」私たちは、これまでどこに目をつぶってきたのかがわかってきたのではないか。


私たちの生活の営みは、リモートワークのできない人がいないと成り立たない。


そういう方たちが感染のリスクを抱えながら、働いている。


私たちの生活が深いところから問い直されていると。


もう一つ、コロナ禍について、なるほどと思った記事を紹介します。


斎藤環氏が、毎日新聞(8月1日)に寄せた文の中にこんな言葉がありました。長いですが、引用します。


「福祉の考え方に「Dignity of risk(リスクを負う尊厳)」という発想がある。あるいは「Right to fail(失敗する権利)」ともいわれる。


障害のある人に対して周りは保護的に接しようとする。


当事者が何かしたいと思っても「それは危ないからやめましょう」「それをやってしまうとあなたたちが死ぬかもしれないからやめなさい」と止める。


その行動が実は、障害者の権利を損なっているという考え方だ。


障害があっても主体的に生きる権利は、健常者と同等に持っている。


この発想を普遍化すれば、我々は誰しもリスクを負う尊厳を持っているといえるだろう。


(中略)行き過ぎたコロナピューリタニズムは、社会のあり様を貧しくする。


不潔の回避や健康重視という発想が行き過ぎ、健康イコール正義であり、不健康はことごとく悪だというような貧しい規範が生まれつつあるように思う。


そうならないためには、ゼロリスク社会ではなく、むしろリスクを負う尊厳を大切にする社会のあり様を、感染防止対策と並行して考えていく必要がある。


声高には主張しにくいが、それがないと痩せた文化、痩せた社会になってしまいそうな懸念が大いにある」。


私たちは思考停止に陥ってはならない・・と切に思います。


茗荷谷クラブチーフスタッフ 井利由利