2019年12月20日金曜日

かつどうタイムで年末スペシャルな「パエリア」を作りました!

■はじめに


今回は火曜日にやっている少人数の居場所「かつどうタイム」のご報告です。毎月第二火曜日はみんなで料理を作って美味しく食べる、という活動をしています。


今回は年末スペシャルということでちょっと豪華に「パエリア」を作りました!みんなで手探りしつつ作りましたが、結果的に大成功に終わりました!


というわけで活動の様子をご報告します


■クックパッドをみながら調理開始


日時は2019年12月10日。今回はメンバーさん6人、スタッフ2人です。スーパーに買い出しして、まずは包丁で下ごしらえして…


あっという間に終了!



その合間にコンソメとターメリックでスープを作ります。(本当はサフランなのですけど、サフランはびっくりするほど高いのです)



■いい匂いが立ちこめます!


そしてホットプレートを出して、玉ねぎと鶏肉を炒めます。これだけでも美味しそう。



そのあとに一旦鶏肉を出して、生のままのお米を入れて炒めます。お米が透明になってきたらスープと具材を入れてじっくり炒めます。



そうするとだんだんパエリアっぽくなってきます。いい匂いがお部屋に立ちこめます!



お米がちょっと柔らかくなったら出来上がりです。


■そして完成


そしてゆで卵とレモンを添えて…完成!早速いただきます。(写真忘れましたが、ポタージュスープも作りました)



お味の方は…魚介と鶏肉の旨味が、ちょっと硬めのご飯に染み込んで美味しい!おこげもカリカリでどんどん進みます。


あっという間に完食でした。


■終わりに


というわけで大満足のうちに終了。次回は今年最後の12/24になりますので、六本木のクリスマスマーケットに繰り出したいと思います!


それでは今回はこの辺で。ご観覧ありがとうございました。

2019年12月4日水曜日

年に一度の「室内スポーツ大会」のご報告です!

■はじめに

今回は先日行われた「茗荷谷クラブスポーツ大会」のご報告です。


このスポーツ大会は年に一度、体育館を貸し切って思い切り室内スポーツを楽しもう!というイベントでして、ソフトボール大会や、ボーリング大会などと並んで茗荷谷クラブのスポーツ系イベントです。



今回は大規模改装でピカピカになった文京スポーツセンターにて、思い思いにスポーツを楽しみました!

それでは当日の様子をご報告します。


■午前中はバレー&バドミントン




日時は2019年11月20日、メンバーさん&OBOGさんが33人、スタッフが6人と大盛況。まずは現地に移動して、身体をほぐしバレーボールとバドミントンを始めます。


茗荷谷クラブのスポーツ大会は、思い切り身体を動かしたい人、運動は苦手だけどちょっと身体を動かしたい人、見学でゆるっとおしゃべりしたい人…と、いろんな人がいるので、それぞれのペースで楽しむことがでします。


そして小一時間運動をすると、お腹が減ってきます。この日は北風吹き荒れる晴天でしたので、外の公園でシートを敷いてみたりもしました。


寒いながらも、外で食べるとやっぱり美味しいですね!


■午後は…バスケ&ゆるーいバレーボール




そして午後のメイン種目はバスケットボール。

最初の何戦かはゆるっとバスケをやり、それからちょっとだけ「ガチバスケ」の時間に笑。


バスケの経験者の方もチラホラいて…「おおー!」という素晴らしいプレイの数々が飛び出します!


普段の居場所とは一味も二味も違うメンバーさんの一面を見られました♪


そのあとは柔らかいボールでゆるっとバレーボールをしたりして15時までスポーツを楽しみました。



■終わりに


そんな感じで15時過ぎにお開き。

けが人も出ずに、みなさん思い思いに身体を動かしたイベントとなりました!なかなか室内でスポーツをやる機会ってないので、これからも年に一度のこのイベントも大事にしていきたいなぁと思いました。


それではご観覧ありがとうございました!

チーフスタッフのコラム&トピックス☆2019年12月4日号

■はじめに


いつもご覧いただきありがとうございます。早いもので今年最後のチーフスタッフのコラムとなりました。今年は元号が変わるという歴史的な一年でもあったわけですが、そんな一年の締めに開催されたシンポジウムのご報告からまずはお届けします!



■引きこもりの時代、平成をふりかえる


去る11月16日(土)公益社団法人青少年健康センター主催の2019年度シンポジウム「ひきこもりの時代、平成をふりかえる―当事者とともに、ひきこもりの時代の平成を見つめなおし、新時代令和における視座を見つけ出す―」が開催されました。



社会学者で著書に「ひきこもりの<ゴール>-「就労」でもなく「対人関係」でもなく」がある石川良子さん、斎藤環精神科医、ひきこもり新聞編集長で元ひきこもり当事者の木村ナオヒロさん、ひきこもり女子会UX会議代表の林恭子さん、HIKIPOS・ひきポス記者で当事者発信を行っているぼそっと池井多さんと錚々たるメンバーが集まってくださいました。



ここではシンポジウムに参加した一人として、思ったことを書いてみたいと思います。



当日は250人が集まり、その熱気にびっくりすると同時に、こもごもそれぞれの立場によって、さまざまな気持ち、考えがあったであろうなと、それらをすべて公平に取り上げることはできないし、結論は出なくとも対話を重ねていくことができればいいと思いました。



私が出会ってきた人たち、出会えていない人たち、当事者会に行ける人たち、行けない人たち、家族の想い、様々な人がいます。



こうした様々な人たちの横のつながりが「ひきこもり」と括ろうとするあまり、逆に切れてしまう要素もはらんでいることを危惧し、意識していくことが大切であると思います。



自分たちがひきこもりの代表というわけではなく、あくまで一例に過ぎないと、木村さんもぼそっとさんも強調しています。



何か私の感じる違和感は、この言葉をちゃんと伝えていくことで払拭されるのかもしれません。



ではどうすればいいのか?



誰もが孤立せずに自分らしく生きられる社会を作るために、以下の言葉をこのシンポジウムから拾い出し、( )をつけました。冷静に伝えていきたいと思います。



・ 当事者だからこのように接しなければならないではなく(支援ー被支援という関係ではなく)フラットな関係で話ができること(石川さん)。



・ 当事者(すべての障害・困窮等について)を守るための暴力支援団体に対する報道のガイドラインを作る(木村さん)。



・ 幸せになることがゴール。その幸せは一人ひとり違う。一緒に考え、そっと後ろからサポートするのが支援(林さん)。



・ ひきこもりは問題ではない。ひきこもり(すべての障害・困窮等について)を恥から解き放つのが令和の課題(ぼそっとさん)。



・ (すべての人の)生のあり様を認められるゆるっとした多様性を持った社会をめざしたい。



こう書いていくと、ただ理想論を言っているだけにも感じますが、ひきこもりの人たち、そしてサイレントな人たちであれば、それを関係者が代弁して発信することによって、現実に近づけて行くことができるのではないかと“希望”を感じられるシンポジウムでした。



たくさんの方が集まってくれたことも大きな励みとなりました。



■今月のトピックス…11月は年に一度の室内スポーツ大会!


11月20日(水)は恒例のスポーツ大会でした。



体育館を借りてバレーボール、バトミントン、バスケットボールを楽しみました。メンバーさんOBを含めて33人、スタッフ6人の合計39人が集まりました。運動は体にも心にもとても良いし、メンバーさんからのニーズも大きいですね!



チーム対抗が多いので、学校時代に嫌な思いをした人も少なくありません。そんなこんなをわかっているのでみんなとても優しいです。本当にありがたいと思います。



そして、この日久しぶりに短歌を持ってきてくださった方がいました。今回紹介できるのがとても嬉しいです。



まず、NHKの「短歌de胸キュン」という番組でも紹介され、佐伯裕子先生が詠んで、とてもよい短歌、言葉の使い方がとても良いと褒めていた短歌から紹介します。



”弟が私の前を歩いてく 彼がひとりで暮らす街では”



さらにあと2作品、当日持ってきてくれたものを紹介します。



”前を行く君の背中を追いかける 僕は未だにあだ名で呼べず”



”はにかんだ顔を耳まで赤らめる 初恋の子が飼ってたうさぎ”



いかがでしたでしょうか?その情景や心情が自然と思い浮かびます。



この方が詠んでくれた歌ですが、自分なりの想像とリンクし、共通の体験をしているような(もちろん同じであるわけはないですが)心地よさがあります。



今回も本当にありがとうございました。また、お待ちしていますね。



■終わりに


というわけで今月号のコラム、いかがでしたでしょうか。来年はオリンピックの年でもあり2020という節目の年でもありますが…一体どんな年になるのでしょう?



まずは皆様にとって良い年末年始でありますように。ご観覧ありがとうございました。

2019年12月1日日曜日

農業体験の居場所「かつのうタイム」のご報告☆2019年11月19日

■はじめに


今回は農業体験の居場所活動「かつのうタイム」の活動のご報告をいたします。


この「かつのうタイム」はご縁あってお借りしている埼玉県・朝霞市の農地を使って「いろんな作物をと育ててみよう!」と言う茗荷谷クラブの農業体験の居場所活動で、土曜日と火曜日に行なっています。


前回は立派なサツマイモが取れたりと大豊作でしたが、今回も立派なネギが取れたり、新たに野菜を植えたりと、農業に目一杯打ち込んだひとときになりました。


と言うわけで今回の活動のご報告をさせていただきます。


■川の自然も徐々に色づいてきます!


と言うわけで日時は2019年11月19日。メンバーさん2名とスタッフ1名で茗荷谷を出発。


朝霞の川の木々も徐々に色づいてきて、訪れるたびに季節の移ろいを感じます。



さらにこの日は季節外れの暖かい陽気で、冬の空の青さが映えます!




そして畑に到着。




立派なネギが育っていたので早速収穫開始。




その後は新たに「チンゲンサイ」を植えてみました。立派に育ちますように…!




そしてその後は雑草抜きにチャレンジ。もはや雑草というよりかは「雑木」と化していて、一筋縄では抜けません。


人生で初めて鍬を使ったりしていると、通りすがりの親子連れが「ここだいぶ綺麗になったねー!」という会話をして通り過ぎていきます。


…どうやら、地元の人たちにも認知されてきたようですね!


■終わりに


というわけで今回はあたりが暗くなるちょっと前の16:30過ぎに終了。




参加されたメンバーさんはお土産のネギを持って帰りました。


この日はワイシャツ一枚で作業できるほど良い天気で、鳥の声を聞きながら土をいじる時間はまさにマインドフルネス。


都会の喧騒を忘れられるような、そんな幸せなひと時でした。これから寒くなっていきますが…ご参加お持ちしております!


それではご観覧ありがとうございました。